読んだ本「雪崩の掟」2013年06月28日

甲府から富士を望む
富士山の風変わりな雪崩雪代(ゆきしろ)は、世界的な大発見だと思う。その後、雪代研究がどうなったか気になります。

むきだしのスコリア原、冠雪のギザギザ、傷だらけのフォークツリー、雪渓、高茎草原・・・
本当に雪崩の仕業でしょうか。山に行ったら、まじまじ見てしまいそうです。

雪崩に遭ったカモシカの遺体を見て「雪崩痕には、山菜がたくさん生える。動物は、雪崩と共生している」と説く。
著者のような見方ができたらなぁと思います。

「雪崩の掟」若林隆三著 信濃毎日新聞社2007年刊

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