タカの渡りを見るには2013年10月01日

タカ観察の武器
 人と自然の博物館、布野隆之先生のセミナーで
ハイタカとサシバの渡りを観察しました。
 飛行機より上空を飛ぶタカは、双眼鏡なしでは見えません。しかし、サブ講師の「宝塚野鳥の会」さんは、肉眼で次々と見つけていきます。定点観測を長年続けていれば、見えるようになるそうです。
 写真は、目の経験値が上がるまで待てない人にお勧めの武器(油圧式三脚+8倍双眼鏡+スコープ)

タカの渡りの観測結果は「タカの渡り全国ネットワーク」のウェブサイトで見えます。

扇ノ山2013年10月11日

吊り花の実
 9/22鳥取県と但馬(たじま)をまたぐ扇ノ山へ、姫路登山口から往復しました。
 砂利敷き登山道は興ざめですが、サワフタギ、ツリバナ、ミズキ、ナナカマド、ブナと、木の実が目を楽しませてくれました。
▶ツリバナ 5つに割れた紅色の実から橙色の種が吊り下がって愉快

 夏のブナ山は、薮に覆われて、狭々こましい感じでした。次は灌木が雪に埋まる季節に来たいです。

アリとアケボノソウ2013年10月12日

アリとアケボノソウ
 アケボノソウの花の蜜は、花びらに2個ずつ並んだ黄色い丸から出るそうです。

 左の花びらのように、2匹のアリが、行儀良く並んで蜜をなめられて、便利ですね。

里山のお勉強2013年10月28日

ツルニンジン
 昨日は、「人と自然の会」会員の勉強会。市内の里山に行って、博物館の石田弘明先生に、里山管理と植生の関係を教えて頂きました。
 その里山は、数十年放置されていたので、上空を成長し過ぎたコナラと常緑樹のアラカシに、地面をネザサに覆われて、暗〜い林になっていたそうです。今は手入れしているので、少し明るくなっていました。
 写真は、ネザサの刈り跡に咲いていたツルニンジンです。日当たりが良くなるのを、ずっと待っていたのでしょうか。