猫のあくび ― 2020年03月16日

肉食獣がタマの着ぐるみ被っとる。
晴天のヘキレキ ― 2020年01月23日

と言っても、はじめから、こうなるのはわかっていた。黒いバッタは、どうご機嫌をとっても、緑にならない。
「この草地の草は世界一」と緑のバッタが微笑んでも、黒いバッタには何の慰めにもならない。黒いバッタが望むのは、そんな物ではないのだから。
黒いバッタは去ってしまった。緑のバッタは、悲しくて、しばらく呆然としていた。
ピッという鳥の鳴き声に、ハッとして、緑のバッタは、いつもの草地の中へ跳ねて行った。もう、黒いバッタのことで、くよくよ悩むことは無くなったのだ。おいしい草を食べることだけ考えよう。
「この草地の草は世界一」と緑のバッタが微笑んでも、黒いバッタには何の慰めにもならない。黒いバッタが望むのは、そんな物ではないのだから。
黒いバッタは去ってしまった。緑のバッタは、悲しくて、しばらく呆然としていた。
ピッという鳥の鳴き声に、ハッとして、緑のバッタは、いつもの草地の中へ跳ねて行った。もう、黒いバッタのことで、くよくよ悩むことは無くなったのだ。おいしい草を食べることだけ考えよう。
ホザキノミミカキグサ ― 2019年11月13日

2019/10/16
穂咲きの耳かき草。
ありふれた薄紫色の小さな花が、針金のような茎にチョコンと咲いている。食虫植物と聞くと、貴重な花かと思うが、人里に生える草らしい。
しっかり草刈りしてある斜面の一角に、猫の額くらいの湿原があって、沢山咲いていた。
ジメジメした所を、適当に草刈りしておくだけで、生き残りそうな草だ。でも造成地には生えそうもない。ラウンドアップにも弱そうだ。
他所にもあるだろうか。来年の夏は、探しに行こう。
穂咲きの耳かき草。
ありふれた薄紫色の小さな花が、針金のような茎にチョコンと咲いている。食虫植物と聞くと、貴重な花かと思うが、人里に生える草らしい。
しっかり草刈りしてある斜面の一角に、猫の額くらいの湿原があって、沢山咲いていた。
ジメジメした所を、適当に草刈りしておくだけで、生き残りそうな草だ。でも造成地には生えそうもない。ラウンドアップにも弱そうだ。
他所にもあるだろうか。来年の夏は、探しに行こう。
萩の花被り虫 ― 2019年08月01日

2019/07/30(火)千丈寺湖周遊道路。ヤマカカシが車にひかれ、お腹の卵が散乱していた。鎌首を持ち上げたままの姿が、哀れでならない。
気分を変えようと、萩の花を観察する。地味な花だが、ハチがたくさん来ていた。と、しおれた萩の花が動いた…いや風で揺れただけか…。目を凝らすと、足が見えた。しおれた萩の花を背負った芋虫だ。咲いている萩の花へ頭を伸ばすが、ハチやアリが近くに来ると、すぐに頭を引っ込めて動かなくなる。あっ、今度は、カマキリの鎌が伸びて来て、抱え込まれてしまった。とっさに丸まり、花になりきる芋虫。遅いわ~と思ったが、カマキリは、芋虫を食べないで行ってしまった。やるな、萩の花かぶり虫。
気分を変えようと、萩の花を観察する。地味な花だが、ハチがたくさん来ていた。と、しおれた萩の花が動いた…いや風で揺れただけか…。目を凝らすと、足が見えた。しおれた萩の花を背負った芋虫だ。咲いている萩の花へ頭を伸ばすが、ハチやアリが近くに来ると、すぐに頭を引っ込めて動かなくなる。あっ、今度は、カマキリの鎌が伸びて来て、抱え込まれてしまった。とっさに丸まり、花になりきる芋虫。遅いわ~と思ったが、カマキリは、芋虫を食べないで行ってしまった。やるな、萩の花かぶり虫。
真昼の出来事 ― 2019年04月13日

2019/03/09(土)扇ノ山
男「ネエちゃん、エエことしようや」
娘「あ~れ~」
哀れ、カワゲラ娘は、暗がりに引きずり込まれてしまいました。
上山高原から上は、羽根の無いカワゲラだらけ。これで、大きいクビレ型がメスで、小さい寸胴型がオスと判明。これの他には、抱きついたカワゲラを見なかった。
男「ネエちゃん、エエことしようや」
娘「あ~れ~」
哀れ、カワゲラ娘は、暗がりに引きずり込まれてしまいました。
上山高原から上は、羽根の無いカワゲラだらけ。これで、大きいクビレ型がメスで、小さい寸胴型がオスと判明。これの他には、抱きついたカワゲラを見なかった。