コケを観察2015年05月12日

死んだ細胞で体を守っている
 5/9ひとはくのセミナー「コケ植物の研究」講師は秋山弘之先生。道場駅から百丈岩の茶屋まで歩き、見つけたコケを、ルーペで観察しました。
 カンカン照りの岩の上に生える、ケギボウシゴケ。カラカラに乾いて、黒っぽい、よれた毛のような姿です。▶水を掛けると、たちまち写真のように、緑鮮やかな葉を開きます。こんな所で生きられるのは、葉の先など外側の死んで透明になった細胞が、光を乱反射して、体を直射日光から守っているからだそうです。